2006年01月28日

連邦軍密着24時!襲い来る襲撃者に対処せよ!

某月某日 シドニーHQにて

隊員A:「たたた、たいちょぉおおお〜」
隊長 :「どうした!ワタナベ!」
隊員A:「誰が、ワタナベですか?いい加減名前覚えてくださいよ!」
隊長 :「すまんすまん、シラトリだったっけ?」
隊員A:「・・・・。それどころじゃないんです!またドムがでました!」
隊長 :「なにぃ!ドムだと!詳しく状況を説明シロ!」
隊員A:「それは去年の8月の事でした・・・。」
隊長 :「ハァ!?」
隊員A:「私が農作業終えて帰ろうとした所、西の空からオレンジ色の光点が・・・。」
隊長 :「おりゃ!」
隊員A:「げふぅ!スミマセンスミマセン!本気で烈風正拳突きは勘弁してください」
隊長 :「戦場では一瞬の気の弛みが死につながると日々言っておるのに下らんボケをかましおって。」
隊員A:「いやぁ、それだけ気が動転してたんです。」
隊長 :「それで?ドムはどうした?」
隊員A:「いやぁ、自分が気持ちよくN狩っていたらなんかいきなりダメージが増えるんですよ」
隊長 :「ふむふむ」
隊員A:「それでふと見るとカタカナとか漢字の名前の奴に撃たれてて」
隊長 :「あっという間に落とされた訳だな」
隊員A:「その通りです。どうにかなりませんか」
隊長 :「ならんな」
隊員A:「そ、そんなぁ」
隊長 :「今の連邦にはまともにドムと戦えるだけの戦力は無いんだ古代よ・・・。」
隊員A:「今度は古代ですか・・・。」
隊長 :「でお前何に乗ってたんだ?」
隊員A:「もちろん店売りのGMですよ。」
隊長 :「ウム、まぁN狩りしててダメの溜まったGMなど襲撃者にしてみればNPC以下の云わばオードブルみたいなもんだな」
隊員A:「うう、NPC以下ですか」
隊長 :「当たり前だ、彼らの真の目標はガンダム、ガンキャノン、陸ジム等所謂高級機よ。」
隊員A:「なるほど〜、で対処法は本当に無いんですか?」
隊長 :「無い事も無い」
隊員A:「おお〜!」
隊長 :「まず敵の長所と短所を良く知るのだ」
隊員A:「基本と言えば基本ですね、百戦危うからずとか・・・」
隊長 :「いや知ったところで危ういんだがな」
隊員A:「うへぇ!」
隊長 :「それだけ向こうが有利っちゅー事よ」
隊員A:「う〜ん、UCGMにドムずるい!なんとか汁!って言おうかなぁ。後は出会ったら即落ち逃げとか、ドム密輸とか・・・。」
隊長 :「おうりゃりゃりゃりゃりゃぁ!どりゃあ!!!」
隊員A:「ぶげらべらべちぇらべはぁ!!スミマセンスミマセン!!」
隊長 :「この馬鹿弟子がぁああ!!」
隊員A:「こ、今度は東方不敗ですか・・・。」
隊長 :「そんな後ろ向きな考えでどうする!」
隊員A:「スミマセン〜、でもどうしたらいいんですか?」
隊長 :「まずは気構えだな、ジャーナルとかに有志が警報を出してくれる時があるので良く注意する事」
隊員A:「ふむふむ」
隊長 :「あと常にレーダーに気を配る事、これは非常に大事だ」
隊員A:「なかなか戦闘中は気が回らないんですが」
隊長 :「まぁその辺はプレイヤースキルだからな、鍛えるしかあるまい、少年」
隊員A:「・・・今度は響鬼でっか」
隊長 :「ゴホンゴホン、で、警報が出たら街かテントまで素早く撤収、迎撃MSに乗り換える事」
隊員A:「迎撃MSとは?」
隊長 :「なるべく装甲の硬いMSが良いな。陸ジム、77−3あたりがベストだがコマや77Dでも良い。」
隊員A:「ふむふむ」
隊長 :「追撃準備が出来るならLA3Aも追撃するには良いぞ」
隊員A:「武装はどれがいいんです?」
隊長 :「180ミリ、EXハイバズ辺りが確実だな」
隊員A:「スナイパーとかで遠目から撃つのは?」
隊長 :「5〜6機いて集中攻撃できれば良いが単機ではあまり致命傷にはならんぞ」
隊員A:「あらまぁ」
隊長 :「現状ではジャイアントバズの猛攻をしのぎつつ射程外に逃げられる前に有効弾を叩きこむしか無いな。」
隊員A:「ドム足速いですからねぇ」
隊長 :「その通り、その機動性のためどうしても戦闘のイニシアティブを取られるからな。」
隊員A:「でも相手は決まって高スキルで弾当たらないですよ」
隊長 :「そうでもない、案外ラグのため有効射程外だったりする。一歩踏み込んで撃つのが大事だ。近づけば意外と当たるもんなんだ」
隊員A:「勇気が要りますねぇ」
隊長 :「どうせやられるなら一矢報いたほうが良いだろう。それにドムは見た目ほど装甲は厚くない。」
隊員A:「判りました!隊長!早速ガンキャノンを買ってきて迎撃に当たります。」
隊長 :「うむ、頑張って来い」

1時間後

隊員A:「たたたたいちょ〜、やられました〜」
隊長 :「むぅ、何があった!?」
隊員A:「テントで警戒してたら10機位のドムに囲まれてヒートサーベルでタコ殴りにされました〜」
隊長 :「うーむ、まるでしりとり侍だな。流石に数でこられたらひとたまりもないわな。」
隊員A:「いや、それもあるんですが・・・。」
隊長 :「ん?どうした?」
隊員A:「買った77−3ちっとも走らないんですわ、で迎撃に出遅れて・・・。」
隊長 :「まさか・・・、お前MSスキルいくつだ?」
隊員A:「6.3ですが?」
隊長 :「今からGMトレに乗ってパースまで3往復!!」
隊員A:「ひええええ!!」

その後隊員Aの消息を知る者はいなかった・・・。





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